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Armadillo-640:ドングルタイプのEnOcean受信機を使って開閉センサのデータを取得してみた(Node-RED編)

at_yukari.hara
2021年2月1日 12時56分

Armadillo-640で、ドングルタイプのEnOcean受信機を使ってNode-REDで開閉センサのデータを可視化してみました。
Pythonでデータを取得する方法は以下のブログをご参照ください。
Armadillo-640:ドングルタイプのEnOcean受信機を使って開閉センサのデータを取得してみた(Python編)

今回Node-REDの設定は電源不要で動くEnOceanスイッチをRaspberry PiのEnOcean USBゲートウェイ経由でNode-REDをつなげるメモを参考にさせていただきました。

使用するもの

     
  • Armadillo-640
  •  
  • 開閉センサ:CS-EO429J
  •  
  • EnOcean受信機:ROHM USB400J

手順

1. Node-REDのインストール

Armadillo上のNode-REDでシリアル(RS232C, UART)からのデータを受け取るを参照して、「2. node-red-node-serialportのインストール」まで行ってください。

2.ノードの配置

まず、「serial in」、「function」、「debug」、「text」をキャンバスに配置して以下の図のように接続してください。

3.シリアルノードの設定

まずシリアルのノードをダブルクリックし、シリアルポートを追加します。

以下のように、シリアルポートを「/dev/ttyUSB0」ボーレートを「57600」、入力の分割方法を「タイムアウト後で切る:100ms」、分割後の配信データを「バイナリバッファ」に設定します。

4.functionノードの設定

functionノードをダブルクリックし、受け取ったデータを配列に変換し、開閉センサーの状態を判断するために、以下のコードを追記します。

5.ダッシュボードの確認

後はお好みでダッシュボードの表示を設定すると、以下のようにリアルタイムで状態を監視可能なダッシュボードが出来ました。

動作イメージ

動作イメージとしては、以下の動画をご覧ください。