at_mangetsu
2016年3月29日 10時28分
ArmadilloのHTTPサーバを用いてファイルダウンロードサービスを行う場合、
外部メモリ(Removable Media)を使いたい場合の方法をご紹介します。
以下、Armadillo-440でmicroSDを使う場合の例です。
microSDは/mntにマウントされているものとします。
1.viで/etc/lighttpd.confを書き換える
# lighttpd configuration file # # use it as a base for lighttpd 1.0.0 and above # # $Id: lighttpd.conf,v 1.7 2004/11/03 22:26:05 weigon Exp $ ############ Options you really have to take care of #################### (中略) ## a static document-root, for virtual-hosting take look at the ## server.virtual-* options server.document-root = "/home/www-data/"
のserver.document.rootを書き換えます。
例えば、/mnt/htdocで運用したい場合ですと、
## a static document-root, for virtual-hosting take look at the ## server.virtual-* options server.document-root = "/mnt/htdoc"
とします。
2.既に常駐しているlighttpdを終了させ、再起動する
既に常駐しているlighttpdはpsコマンドでプロセス番号を確認した後、
killコマンドで終了させます。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# ps PID USER TIME COMMAND 1 root 0:06 init (中略) 1494 www-data 0:00 lighttpd -f /etc/lighttpd.conf [root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# kill 1494
次に、lighttpdを再起動します。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# lighttpd -f /etc/lighttpd.conf
電源投入時から使用できるようにする場合:
デフォルトでは/etc/rc.d/S70lighttpdから/etc/init.d/lighttpdにシンボリックリンクが張られており、
こちらを用いて常駐させていますが、
このままだとmicroSDマウント前にlighttpdが起動してしまうため、
この常駐を一旦外し、microSDマウント後にlighttpdを起動するスクリプト構成にすることをお勧めします。