at_takumi.mizutani
2022年8月2日 10時05分
本記事で紹介する正規表現
本記事で紹介する正規表現の概要について下表にまとめます。
各正規表現の詳細な説明についてはその後に説明します。
正規表現 | 説明 | 正規表現の例 | マッチする文字列 |
---|---|---|---|
. | 任意の1文字とマッチします | Armadillo-IoT_G. |
Armadillo-IoT_G3 Armadillo-IoT_G4 |
? | ?の前の文字が0個、又は1個存在する文字列とマッチします | Armadillo-IoT_A6E? |
Armadillo-IoT_A6 Armadillo-IoT_A6E |
^ | ^より後ろの文字列と一致する文字列とマッチします | ^Degu |
Degu_G3 Degu_A6 |
$ | $より前の文字列と一致する文字列とマッチします | 40$ |
Armadillo-640 Armadillo-440 Armadillo-840 |
任意の1文字とのマッチ
.(ドット)を使用すると、任意の1文字とマッチします。
以下の例では、"G○"とマッチすることになるので、G3、又はG4とマッチします。
例
正規表現
Armadillo-IoT_G.
マッチする文字列
Armadillo-IoT_G3 Armadillo-IoT_G4
また、2回ドットを使用することで任意の2文字とマッチさせることもできます。
以下の例では、"○○0"とマッチすることになるので、640、610、460、等とマッチします。
例
正規表現
Armadillo-..0
マッチする文字列
Armadillo-640 Armadillo-610 Armadillo-460
直前の文字が0/1個存在する文字列とのマッチ
?を使用すると、?の前の文字が0個、又は1個存在する文字列とマッチします。
以下の例では、?の前の"E"が0個、又は1個存在する文字列とマッチすることになるので、A6、又はA6Eとマッチします。
例
正規表現
Armadillo-IoT_A6E?
マッチする文字列
Armadillo-IoT_A6 Armadillo-IoT_A6E
前方一致文字列とのマッチ
^を使用すると、^より後ろの文字列と一致する文字列とマッチします。
以下の例では、"Degu"が先頭に存在する文字列とマッチすることになるので、Degu_G3、又はDegu_A6とマッチします。
例
正規表現
^Degu
マッチする文字列
Degu_G3 Degu_A6
後方一致文字列とのマッチ
$を使用すると、$より前の文字列と一致する文字列とマッチします。
以下の例では、"40"が末尾に存在する文字列とマッチすることになるので、640、440、840、等とマッチします。
例
正規表現
40$
マッチする文字列
Armadillo-640 Armadillo-440 Armadillo-840