at_kazutaka.bito
2015年11月30日 16時47分
Armadillo-IoTでlighttpd+php5-cgiでふれていますが、 ユーザーランドイメージ内でサイズの大きなプログラムと考えらえるJavaとRubyのサイズを確認しました。
サイズの確認にあたり、ユーザーランドコンフィギュレーションで、Java/Ruby両方有効、Javaのみ無効、Rubyのみ無効のイメージを作成し、 ユーザーランドイメージ(romfs.img.gz)のファイルサイズの差を確認しました。
ユーザーランドイメージ(romfs.img.gz)のサイズ ・Java有り/Ruby有りのユーザーランドイメージ:約22.1MB ・Java無し/Ruby有りのユーザーランドイメージ:約14.0MB -> Javaのサイズ:約8.1MB ・Java有り/Ruby無しのユーザーランドイメージ:約15.3MB -> Rubyのサイズ:約6.8MB ・Java無し/Ruby無しのユーザーランドイメージ:約7.2MB
補足) 今回の確認で使用したJavaは、 ejdk1.8.0_33 です。
<Java/Rubyの有効/無効の設定方法>
atmark@atde5:~/atmark-dist$ make menuconfig
でコンフィギュレーションのメインメニューを開いて、
Main Menu Kernel/Library/Defaults Selection ---> [*] Customize Vendor/User Settings
で <Exit> して、ユーザーランドコンフィギュレーションの設定画面を開いて、
Userland Configuration Miscellaneous Applications ---> [ ] java [ ] ruby
の項目で[ ]内の*の有無で、アプリケーションを有効/無効を設定します。
参考)
Armadillo-IoT ゲートウェイスタンダードモデル製品マニュアル3.6. ソフトウェア構成
表3.7 フラッシュメモリ メモリマップより、
ROMのユーザーランド領域のサイズ:26.875MB
ですので、Java、Rubyを有効にした場合は、それぞれ25%程度のサイズを占めることになります。