ikuyaka
2023年9月5日 12時02分
いつもお世話になっております。
サービスを検討するうえで、遠隔に置いたArmadilloG3のカーネルやパッケージをどのように最新化するか検討を行っております。
G3のカスタムイメージをG3に適用する場合は、基本的にSDカードにイメージを焼き、SDカードからbootすることにより、作成したイメージがG3に適用されると思います。
この物理作業を発生させず(SDを挿す、電源プラグの挿抜等)、G3コマンドライン上でイメージをG3に適用させることは可能でしょうか?
コメント
at_syunya.ohshio
大塩です。
五月雨式で申し訳ありません。
追加で情報をお伝え致しますので合わせてご確認いただけますと幸いです。
ソフトウェアの更新方法によってはSDブートは不要になります。
具体的にはeMMC上に構築したルートファイルシステムの全書き換えしない場合はSDブートをしないでも運用できます。
■ bootloader, Linux-Kernelイメージ
bootloaderやLinux-KernelイメージはeMMCに書き込むことで更新が可能です。
Armadilloの起動時にReadし、RAM上に展開して動作していますので、Linux/Debianの動作中でも書き換えることができ、書き換え後にリブートをすることで新しいイメージでの起動が可能です。
■ Debianのパッケージ類
DebianはeMMCの/dev/mmcblk2p2に構築したルートファイルシステムをマウントして使用しますので、eMMC上のDebianを動作させながら、eMMC上に構築したルートファイルシステムの全書き換えをすることはできません。
ただし個別のDebianパッケージの更新や、特定のファイルの更新であればeMMC上のDebianを動作させながら実行することができます。
■ イメージ書き込み中の電源断によるブリック化
Armadillo-IoT G3では、標準ではイメージの2面化などはしておらず、bootloaderやuImageの書き込み中に停電などが起き、書き込み途中で電源断が起きると最悪起動することができなくなり、遠隔にあるArmadillo個体がブリック化する可能性があります。
以上です。
ikuyaka
at_syunya.ohshio
大塩です。
具体的な更新方法につきましては、製品マニュアルに記載されています。
以下、参考にしてください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3/armadillo-iotg-g3_pro…
以上です。
at_syunya.ohshio
2023年9月5日 15時55分
大塩です。
> サービスを検討するうえで、遠隔に置いたArmadilloG3のカーネルやパッケージをどのように最新化するか検討を行っております。
> G3のカスタムイメージをG3に適用する場合は、基本的にSDカードにイメージを焼き、SDカードからbootすることにより、作成したイメージがG3に適用されると思います。
> この物理作業を発生させず(SDを挿す、電源プラグの挿抜等)、G3コマンドライン上でイメージをG3に適用させることは可能でしょうか?
遠隔でのアップデート機能としまして、node-eye というサービスをご利用いただくことで実現することが出来ます。
遠隔のArmadilloに対しての一括アップデートだけではなく、死活監視などの機能もご利用頂けます。
■node-eye サイト
・ https://node-eye.com/
■node-eye マニュアル
・ https://manual.atmark-techno.com/node-eye/device-management_aiotg3_ja-1…
また、過去フォーラムにて別の方法での遠隔アップデート方法などご紹介しております。
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/11843
以上です。