richard84
2020年12月10日 17時47分
お世話になります。
過去の投稿(https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/7847)で下記の記載がありました。
「debianユーザーランドに関しましては、ソースコード(著作権表記含む)を全てapt-get sourceで取得することができるようになっております。」
上記を読み替えると、Debian採用機種の場合"apt-get source"でソースコードを取得できないOSSはインストールされていないということになるかと思いますが、正しい認識でしょうか。
(言わずもがなな質問で申し訳ありません)
以上、宜しくお願い致します。
コメント
richard84
at_mizo
2020年12月11日 8時40分
溝渕です。
> Debian採用機種の場合"apt-get source"でソースコードを取得できないOSSはインストールされていないということになるかと思いますが、正しい認識でしょうか。
概ね正しいと思います。OSSは、ソースコードの使用/調査/再利用/修正/拡張/
再配布が可能なソフトウェアを示すので、ソースコードは取得可能です。
また、出荷状態のDebianユーザーランドに関しては、OSSではないソフトウェ
ア(例えばArmadillo-X1の場合はfirmware-atherosなど)も含まれる場合もあり
ます。
ソースコードが取得できる/できないは、パッケージのセクションである程度
判断できるかと思います。
[Debian Wiki: SourcesList]
https://wiki.debian.org/SourcesList
non-freeセクション以外パッケージは、DFSG(Debian Free Software
Guideline)[1]に適合します。DFSGでは、ソースコードの配布が求められます。
aptの仕組み上、main/contribセクションのパッケージであっても同一リポジ
トリ内にソースコードを配置しないことも可能です。その為、100%全てのソー
スを取得可能と断言はできませんが、私の経験上全てのソースが取得できてい
ます。
[1]: https://www.debian.org/social_contract#guidelines