sho_oikawa
2021年1月27日 11時13分
お世話になります。
及川と申します。
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/armadilloAP-to-wifi-station/jp
こちらの内容を参考として、無線LANをアクセスポイント化し、
無線IPを固定化したものへアクセスすることでlighttpdの画面閲覧を無線でできるようになりました。
しかし、無線LANを有効化した場合に有線LANを用いた通信ができなくなります。
[ip link set wlan0 down]を行わないと有線LAN側にはpingすら通らなくなります。
有線と無線のどちらも有効化したいのですが、可能でしょうか。
現状では有線、無線のIPアドレスは第三オクテットまでは同じで、最後のオクテットのみ別に設定してあります。
有線では第三オクテットまで同じIPを持つPCからアクセスを行い、
無線ではiphoneから用意したアクセスポイントに対してwifi接続を行って、
ブラウザ上でIPアドレスを直接打つことでlighttpdの画面を表示しています。
以上、よろしくお願いいたします。
コメント
at_akihito.irie
入江です。
申し訳ございません。私の認識違いがあり、間違ったことを言いました。
> 1つのサーバ(今回のケースではArmadillo)において、複数のネットワークイン
> ターフェースが同一セグメントで通信する場合は、1つのネットワークインター
> フェースでしか通信を行うことができません。
上記は誤りです。
複数のネットワークインターフェースを持つArmadilloにおいて、
Armadilloに送信されるパケットはIPアドレスで指定され正しく送信されます。
Armadilloから送出されるパケットは、送出するネットワークインターフェー
スを指定することで同一セグメントでも正しく送信されます。
ネットワークインターフェースを指定しない場合は、特定のネットワークイン
ターフェースからデフォルトゲートウェイへと送出するため、期待する送信先
へ送信されない場合があります。
そのため、routeコマンドを用いてデフォルトゲートウェイへ送出するネット
ワークインターフェースをご確認いただき、ルーティングテーブルを正しく設
定することで、同一セグメント内であっても通信可能となります。
sho_oikawa
入江様
返答いただきありがとうございます。
> そのため、routeコマンドを用いてデフォルトゲートウェイへ送出するネット
> ワークインターフェースをご確認いただき、ルーティングテーブルを正しく設
> 定することで、同一セグメント内であっても通信可能となります。
routeコマンドを用いたルーティングについて浅学なためか、うまくいきませんでした。
ただrouteを入力しただけでrouting tableがうまく表示されなかったため、
[netstat -nr]で確認を行いながら[route add]にてルーティングしましたが、やはり有線と無線の択一となります。
(無線無効化で有線使用可)
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/armadilloAP-to-wifi-station/jp
元々はこちらのサイトを参考として無線を有効化しましたが、
この際には無線の内容を有効化するためネットワークマネージャの設定を無視?するという内容を
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/3954
上記のURLを参考にしましたが、この時点で無線はネットワークマネージャなし、有線はネットワークマネージャあり、
となっていることもあり、設定がよくわからなくなりました。
また、一度ネットワークマネージャの無線無視を解除し、nmcliのコマンドで
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/armadillo-iotg-g3l_p…
の[7.2.7.1. ネットワーク設定手順]にあるように無線の有効化も試みましたが、
こちらでもうまく設定できませんでした。
(そもそもこちらの参考サイトはArmadillo-x1ではないですが。)
ルーティングも含め、x1の無線有線を両方有効化するための手順はどこかマニュアルに記載有りませんでしょうか。
以上、お手数ではございますがご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
at_akihito.irie
入江です。
> 上記のURLを参考にしましたが、この時点で無線はネットワークマネージャなし、有線はネットワークマネージャあり、
> となっていることもあり、設定がよくわからなくなりました。
Armadillo-X1の製品マニュアルにも記載があります通り、hostapdとの競合を
避けるため無線のみNetworkManagerの管理対象から外しております。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-x1/armadillo-x1_product_manu…
そのため、
無線→NetworkManagerの管理対象外
有線→NetworkManagerの管理対象
で問題ありません。
ルーティングについてお話する前に、確認させていただきたいのですが、
無線アクセスポイントに接続しているiPhoneが有線側のネットワークにもアク
セスできる必要があるのでしょうか?
つまり、Armadilloを無線ルーターのように使用したいなどありますでしょうか?
また、上記に当てはまらない場合、ネットワークのセグメントを有線と無線で
同じにしている理由が何かありますでしょうか?
ご確認よろしくお願いいたします。
sho_oikawa
及川です。
> ルーティングについてお話する前に、確認させていただきたいのですが、
>
> 無線アクセスポイントに接続しているiPhoneが有線側のネットワークにもアク
> セスできる必要があるのでしょうか?
> つまり、Armadilloを無線ルーターのように使用したいなどありますでしょうか?
実現したいことは
・有線/無線のどちらでもX1上のlighttpdのWeb画面をブラウザ上で閲覧できるようにする
事となります。
環境によって、有線LANをつないで遠隔で閲覧、メンテナンスできるところもあれば
多少近くでいても、無線LANでしかアクセスが難しいところに設置される場合もあるためです。
そのため、どちらの方式でも同様にlighttpdの画面を表示できるようにしたいと考えています。
(無線)
iPhone(一例)にてWifiのアクセスポイントとなっているX1に接続
+X1のIPアドレスをブラウザへと直接入力で閲覧可。
(有線)
LANで直接X1に接続。
X1のIPアドレスをブラウザへと入力することで閲覧可。
>
> また、上記に当てはまらない場合、ネットワークのセグメントを有線と無線で
> 同じにしている理由が何かありますでしょうか?
>
セグメントに関して無線、有線ともに同じにする理由は特にありませんでした。
別の方が良いようでしたら、そちらにてお教えいただけますと幸甚です。
以上、よろしくお願いいたします
at_akihito.irie
入江です。
ご回答ありがとうございます。状況が把握できました。
それでしたら有線(eth0)と無線(wlan0)はそれぞれ別なネットワークセグメン
トにするのが良いと思います。
一例として、
eth0のIPアドレス: 172.16.0.10/24
wlan0のIPアドレス: 172.16.1.10/24
などにして同様に設定を行って頂くとルーティングテーブルをカーネルがよし
なに作成してくれるので、有線側からはeth0のIPアドレス、無線側からは
wlan0のIPアドレスにアクセスすることでlighttpdのページを開くことができ
るようになるはずです。
以上、よろしくお願いいたします。
sho_oikawa
at_akihito.irie
2021年1月27日 15時15分
入江です。
1つのサーバ(今回のケースではArmadillo)において、複数のネットワークイン
ターフェースが同一セグメントで通信する場合は、1つのネットワークインター
フェースでしか通信を行うことができません。
そのため、複数のネットワークインターフェースを同時使用するならば、それ
ぞれ別のセグメントに分けるのが良いと存じます。
routeコマンドでそれぞれがどのネットワークに属しているかの確認や設定が
できますのでお試しください。
以上、よろしくお願いいたします。