at_ito
2015年7月6日 8時12分
Armadillo出荷時等にLinuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを自動的に書き換える必要がある場合も多いかと思います。
ここではTeraTermマクロを使用して、Linuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを書き換えるためのTeraTermマクロを紹介します。
TeraTermマクロ
Armadillo-IoTを例に、tftpdl(Hermit-Atコマンド)を使用して自動的にLinuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを書き換えるマクロを以下に示します。
環境により、イメージファイルの場所が変化しますので、マクロの「server_addr」、「kernel_image」、「userland_image」を適切に設定してください。
server_addr = '192.168.1.1' kernel_image = 'linux-aiotg-std-v2.00.bin.gz' userland_image = 'romfs-aiotg-std-v2.00.img.gz' sprintf2 tftpdl 'tftpdl dhcp %s --kernel=%s --userland=%s' server_addr kernel_image userland_image while 1 statusbox 'Armadillo-IoTを接続し電源を入れてください。' 'ステータス' wait 'hermit> ' pause 10 sendln tftpdl statusbox 'Linuxカーネル、ユーザーランドイメージ書き込み中' 'ステータス' wait 'hermit> ' messagebox '書込みが終了しました。' 'ステータス' endwhile
上記マクロをTeraTermで実行することにより、Linuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを自動的に書き換え可能です。
マクロは編集可能ですので、ご使用の環境に合わせてカスタマイズしてお使いください。
TeraTermマクロに関する詳細は、以下のURLをご参照ください。
- http://ttssh2.osdn.jp/manual/ja/macro/