at_takuya.sasaki
2015年5月10日 14時39分
Armadillo-IoTのマニュアルでは、AWL13をアクセスポイント(AP)に接続させてIPアドレスを固定で割り振る方法を紹介しています。
[ 6.2.4.2. 手動で無線LANインターフェースを有効化する ]
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot/armadillo-iotg-std_product_manual_ja-1.2.0/ch06.html#sec-net-wlan
この場合、インターネットに接続しようとしても、ホスト名解決ができず失敗するはずです。
[root@armadillo-iotg (ttymxc1) ~]# ping google.com ping: unknown host google.com
上記マニュアルの[6.2.4.3. 自動で無線LANインターフェースを有効化する]のようにAPからDHCPでIPアドレスをもらう場合には、デフォルトゲートウェイやDNSサーバの設定をしてくれますが、固定IPアドレスの場合は、自分で以下のように設定を追加する必要があります。
以降は、APのアドレスを [ 192.168.0.1 ]と仮定します。
まずは、デフォルトゲートウェイを設定します。
root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# route add default gw 192.168.0.1
その後、以下のようにDNSサーバを追加してみてください。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# vi /etc/config/resolv.conf 以下の行を追加して保存 nameserver 192.168.0.1
最後にフラッシュメモリに追加した内容を保存します。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# flatfsd -s
これでHost名からIPアドレス変換ができるはずです。試しにgoogle.comにpingをすると、無事に通りました。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# ping google.com PING google.com (173.194.126.128): 56 data bytes 64 bytes from 173.194.126.128: icmp_seq=0 ttl=57 time=5.4 ms 64 bytes from 173.194.126.128: icmp_seq=1 ttl=57 time=5.6 ms
以上