製品出荷時に、ArmadilloにLinuxカーネルイメージや、ユーザーランドイメージを書き込むことがあるかと思います。 Hermit-Atのtftpdlコマンド等でイメージを書き込んだ後に、正常にNORフラッシュに書き込まれたのかどうかを確認したい場合もあるかと思います。 ここでは、Hermit-Atのmd5sumコマンドを使用し、イメージが正常に書き込まれているかどうかを確認する方法を紹介します。
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Armadilloを使用している際に、作業用PCとのファイルの送受信を行いたい場合があるかと思います。 Ethernet経由や、USBメモリ等のストレージ経由でファイルを送受信することもできますが、 ネットワークの設定が必要であったり、ストレージを用意したりと面倒なこともあるかと思います。 そこで、Armadilloを使用する際に使うシリアル通信ソフト(ここではTeraTermを使用)のZMODEMを使い、 シリアル経由でファイルを送受信する方法を紹介します。
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Armadillo上でコンフィギュレーションを確認するには、下記のコマンドで可能。
zcat /proc/config.gz
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Armadillo-400シリーズでDebianを使用する場合には、標準でDebian lennyのアーカイブを展開して使うことになります。 Debian lennyは2012年にリリースされており古いため、使用するパッケージのバージョンが古い場合があります。 そのため、ここではArmadillo-400でDebian squeezeを使用する方法を紹介します。
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iperfコマンドを使用して、ネットワークのスループットを測る方法を紹介します。
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Armadillo-400シリーズではタクトスイッチ(SW1)を押しながら電源を入れると、オートブートがキャンセルされ保守モードで起動します。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.0/ch03.html#sec-boot-modeこのオートブートキャンセル機能を無効にし、タクトスイッチを押しながら電源を入れても、オートブートする方法を紹介します。
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NPtcpコマンドを使用して、ネットワークのスループットを測る方法を紹介します。
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ATDEで開発をしていると、WindowsでダウンロードしたファイルをATDE上で扱ったり、ATDE上で作成したファイルをWindows上で扱ったり等のファイル共有を行いたい場合があると思います。その場合は、VMwareの共有フォルダ機能を使うことで実現できます。 ここではではVMwareの共有フォルダ機能を使うための手順を紹介します。
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以下のHowtoに従い、ユーザランドにdebianを用いて構築したBluetooth環境を、 atmark-distに移行する手順を紹介いたします。
[Howto : Armadillo-400シリーズでBluetoothを使用する]
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-400-bluetooth大まかな流れとしては、bluetoothを動作させるのに必要なアプリケーションとライブラリを ATDE3及びatmark-distのromfsにコピーをする作業となります。 尚、それぞれの作業は以下のHowtoに詳細が記載されていますのでご参考ください。
[Howto: debianパッケージに含まれるコンパイル済みのバイナリをArmadiilloで動作させる方法]
https://armadillo.atmark-techno.com/howto/use-debian-binary -
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開発時に、Linuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを頻繁に変更することがあると思います。 その際に、毎回フラッシュに書き込むと時間がかかってしまいます。 そのため、起動時に自動的にTFTPサーバーからイメージをダウンロードし、そのイメージで起動する方法を紹介します。
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GPIOの出力電流の設定は、Armadillo-400シリーズハードウェアマニュアル
6.2.1入出力インタフェースの電気的仕様-「Armadillo-460」 http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_hardware_manual_ja-1.10.0/ch06.html#sec-6-2-1 より、i.MX257のSoftware Pad Control Register(SW_PAD_CTL)とDrive Voltage Select Group Control Register(SW_PAD_CTL_GRP_DVS)で、出力電流(Std, High, Max)、スルーレート(Slow, Fast)、プルアップ/プルダウンを変更することができます。
と記載されています。
実際にCON9の2ピンとCON9の14ピンの電流をmaxに設定変更してみました。
注意点としては、上記のとおり、SW_PAD_CTLで設定できるものと、 SW_PAD_CTL_GRPで設定できるものがありますので、電流設定のパラメータ(DSE)が あるレジスタを選択する必要がある点です。
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Armadillo-400シリーズでQWTを使うための環境構築方法を紹介します。
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sambaという仕組みを使って、Armadillo上の任意のディレクトリを、Windowsと 共有することが可能ですが、samba serverはArmadillo-440ではデフォルトでは有効になっていません。
1. ユーザーランドのコンフィギュレーションを行います。
[*] Customize Vendor/User Settings (NEW) Userland Configuration Filesystem Applications ---> --- SAMBA [*] samba [*] smbd [*] nmbd
2. ポート競合が起こるため一部のMakefileを修正して、makeを実行してイメージファイルを作成します(romfs.img.gz)
atmark@atde3:~/atmark-dist$ vi user/samba/Makefile
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Armadillo-420でBluetooth Low Energyモジュールを利用して通信を行うための手順です。 動作確認については十分にできていませんが、ご参考にしていただければと思います。
1. ATDE5をダウンロード
Armadillo-420の開発環境はATDE3となっていますが、Bluezの新しいバージョンについては、 ビルドにGLibの2.28以上が必要です。
atmark@atde3:~bluez-5.18$ ./configure --build=i686 --host=arm-linux-gnueabi …省略… checking for GLIB... no configure: error: GLib >= 2.28 is required
しかし、ATDE3のGLibのバージョンは2.16.6です。
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[現象]
Armadillo-420上でunzipを使ってzipファイルを解凍しようとすると、 以下のように失敗する。
[root@armadillo420-0 (ttymxc1) ~]# unzip test.zip Archive: test.zip unzip: Unsupported compression method 0
[原因]
zipファイルの圧縮メソッド(アルゴリズム)が、無圧縮(stored)になっているため。
[詳細]
zipファイルの圧縮メソッドについては、以下のURLに説明があります。 http://www.wdic.org/w/TECH/ZIP
- 圧縮アルゴリズム
Armadillo-400シリーズに標準でインストールされているbusybox 1.00.rc3のunzipでは、 一般的に使用されている[Deflate]という圧縮メソッド以外は、対応できていません。
atmark-dist/user/busybox/busybox-1.00.rc3/archival/unzip.c