プログラムを作成した際に、依存しているライブラリのライセンスを確認する必要があると思います。その際に、リンクしているライブラリのソースコードを取得する必要があるため、指定のバイナリが使用しているライブラリのDebianパッケージ名、Debianソースパッケージ名を調べるためのシェルスクリプトを作ってみました。
以下のシェルスクリプトを作成し、ATDEで動かしてみてください。
プログラムを作成した際に、依存しているライブラリのライセンスを確認する必要があると思います。その際に、リンクしているライブラリのソースコードを取得する必要があるため、指定のバイナリが使用しているライブラリのDebianパッケージ名、Debianソースパッケージ名を調べるためのシェルスクリプトを作ってみました。
以下のシェルスクリプトを作成し、ATDEで動かしてみてください。
Armadillo-IoTで簡易的に任意のRubyライブラリを追加するには、
/usr/lib/ruby/vendor_ruby/ディレクトリにライブラリファイルを配置する
ことで利用できるようになります。
ここでは、WebSocketのシンプル実装である「websocket-client-simple」を
追加する例を記載してみます。
参照: https://rubygems.org/gems/websocket-client-simple
尚、本項では簡易的な手順を示すため、ユーザーランドイメージを作成することはありません。
Armadillo-IoTにログインして、下記のようにwgetコマンドなどでライブラリを配置します。
Armadillo-810の標準イメージではUVCガジェットが起動しているので、USBカメラのように使うことも可能です。 以下のマニュアルには、ATDE5上で guvcviewというツールを使ってArmadillo-810で撮影した画像を確認する方法が 記載されています。
[ 6.2.1. UVCガジェット ]
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-810/armadillo-810_product_manual_ja-1.6.0/ch06.html#sct.usb_gadget-uvc
ただしPCのスペックなどによりリソース不足でguvcviewが起動できないケースもあるかもしれません。 ATDE5上ではなく、以下のようなWindowsアプリケーションをインストールすることで、ATDE5を介さずに、直接Windows上でArmadillo-810の画像を確認することができますよ。
以下に公開しているHowToでは、OpenCVのサンプルコードをATDE5上でクロスビルドしています。 これだと、サンプルを直すたびに、Armadillo-810への転送が必要になるので面倒です。
[ Howto : Armadillo-810でOpenCVを用いた画像処理 ]
https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-810-opencv
ここではArmadillo-810上にコンパイルに必要な環境と、OpenCVのライブラリをインストールして、 Armadillo-810上でビルドする方法をご紹介します。
DebianパッケージをAtmark Distで作ったユーザーランドに追加する際に、バイナリを実行しても必要なファイルが見つからずに正常に起動しないことがあるかと思います。その際に、何が必要なファイルかを調べる方法を紹介します。
バイナリ実行時に必要なファイルは、open()システムコールで開かれます。そのため、バイナリ実行時にどのシステムコールが使用されたかを調べるstraceを使うことで、どのファイルをopen()しようとしたかを調べることができます。このstraceはLinuxのデバッグユーティリティであり、引数に渡されたバイナリが使用するシステムコールを見ることができます。
Atmark Distのコンフィギュレーションで選択できるstraceでは、ビルド時にエラーが発生するため、Debian Packagesからstraceのバイナリを持ってくる必要があります。
以下のページを参考に、straceをユーザーランドに追加してください。
Armadillo-810 製品マニュアルでは、/sys/class/video4linux/videoN/name(Nは数字が入ります)でどのデバイスファイルがどのカメラに対応するかを確認する方法が記載されています。この方法の場合、複数のカメラが接続されているとコマンドを複数回打つ必要があり面倒です。そのため、2014年11月の製品アップデートで追加されたv4l-utilsを使って、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べる方法を紹介します。
例として、Armadillo-810 カメラモデル開発セット(標準イメージ)の場合で説明します。 起動時には、以下のように/dev/video0と/dev/video1が作成されています。
[root@armadillo810-0 (ttySC2) ~]# ls -1 /dev/video*
/dev/video0
/dev/video1
v4l-utilsに含まれるv4l2-ctlコマンドを、以下のように実行することで、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べることができます。
1.ATDEを起動して、MicroSDカードを接続してアンマウントする
SDカードを接続すると自動的にマウントされる
[atde ~]$ mount
/dev/sdb1 on /media/略
ので、下記コマンドでアンマウントする。
[atde ~]$ sudo umount /dev/sdb1
2.fdiskコマンドでMicroSDカードのパーティションを構成
準備)
Armadilloで、転送したいファイルを /home/www-dataに置く。
下記例において、
とする。
方法1:htmlを使う
<a href="http://192.168.10.10/log10.txt" download="log10.txt"> Armadillo log </a> </br>
という内容のhtmlファイルを作る。
htmlファイルをダブルクリックするとWebブラウザが開いて。 Armadillo log という文字が表示される。
当方が使ったWebブラウザはFirefox。
Armadillo logの文字を右クリックして、 名前を付けてリンク先を保存 すると、log10.txtがダウンロードされる。
Armadilloを標準イメージで起動すると、 /etc/network/interfaces の
auto lo eth0
iface eth0 inet dhcp
に基づきDHCPでアドレスを取得するようにネットワーク設定される。
上記の設定でArmadilloを起動後、固定IPアドレスに変更するには、下記のようにifconfigコマンドで設定できる。
[armadillo ~]# ifconfig eth0 192.168.10.0 up
ただし、長時間たつとIPアドレスが変更されることがある。
これは、DHCPクライアントのプロセス
が動作していることが要因のようなので、DHCPクライアントを止める。
・恒久的な方法:DHCPクライアント動作させない
Armadillo-840/810開発セットに付属しているUSBシリアル変換アダプタ(FTDI 社製FT232RL内臓)をPCに接続しても、 自動でドライバが認識しない場合は、以下のサイトからダウンロードしてください。
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
「Currently Supported VCP Drivers」のx86(32bit) OR x64(64bit)
お使いのPCに合わせたOS/アーキテクチャのものをダウンロードしてください。
Armadillo-400シリーズのドライバにはLEDクラスが用意されています。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-led-class
Armadillo-420/440に標準で用意されている red / yellow / green のLED以外に、 新しいLEDを追加する際の手順です。
今回は、例としてCON9_28ピンをLEDクラスに割り当てます。 また諸事情により、kernel2.6.35に対する修正方法を記載していますが、2.6.26でも大きな違いはないと思います。
まずは以下のソースを編集します。
ユーザーモードqemuを使うと、amd64もしくはi386アーキテクチャのLinux上で、armアーキテクチャのバイナリが動かせます。 この仕組みを使って、ATDE上でArmadillo-800シリーズ用のDebian(armhfアーキテクチャ)を動かす方法を紹介します。
Armadillo-400シリーズのSoCであるi.MX257には、CANコントローラは2つ(CAN1、CAN2)あります。 しかし、現在のカーネルソースでは、CON14のCAN2のみを有効にできるようになっています。
CON11にマルチプレクサされているCAN1を有効化する手順を紹介します。
(注意)
こちらはハードウェアを接続しての検証はしておりません。またCAN2を有効化している環境を想定しています。CAN2を有効化するには以下を参照してください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-CAN
環境: linux-2.6.26-at20
ifconfigコマンドを使えば、IPアドレスを簡単に設定できる
[armadillo ~]# ifconfig eth0 192.168.11.36 up
helpを読むと他にも設定できることがわかった。 broadcastは
[armadillo ~]# ifconfig eth0 broadcast 0.0.0.0 up
netmaskは
[armadillo ~]# ifconfig eth0 netmask 255.255.255.0 up
などなど。
実行結果を標準出力とファイルの両方に出力する必要があった。
(ファイルにログを残しつつも、コンソールでリアルタイムにログを確認したかった。)
teeコマンドを使えばよかった。 例えば、psコマンドの出力を標準出力とtemp.txtに出力したい場合は、
[armadillo ~]# ps | tee temp.txt
例えば、makeのログを標準出力とtemp.txtに出力したい場合は、
[armadillo ~/atmark-dist]# make 2>&1 | tee temp.txt
Armadillo上で動作しているプロセスの物理メモリ使用量を調べてみます。
Armadillo-440の標準イメージで自動起動されるfunctesterの場合、まずは
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# ps | grep functester
PID Uid VmSize Stat Command
1358 root 6352 S functester
でPIDを確認します。
/proc/[プロセスのID]/status
をcatで確認します。 上記のfunctesterの場合は、プロセスIDは1358なので、
Armadillo-400シリーズのUART2は、標準のカーネルコンフィギュレーションでは ハードフロー制御が有効になっており、make menuconfigからは設定変更できない。
そこで、ハードフロー制御を無効にできるようにする。
備考)以下の説明において、、ディレクトリ構成は、 Armadillo実践開発ガイド第1部7.2. Atmark Distを使ったルートファイルシステムの作成に基づいて環境構築しているものとする。
atmark-dist/linux-2.6.x/arch/arm/mach-mx25のKconfig内で、Armadillo-410/420/440については、 デフォルトでUART2のハードフロー制御が有効になるように設定されているので、その設定を削除する。
Armadillo-400シリーズで使用可能であった、gpioctrlをArmadillo-840でも使用できるようにしてみたいと思います。 (注意) 実際にハードウェアを接続しての検証はしておりません。 あくまでソフトウェア的に移植をしたところまでですので、ご了承ください。
[9.9.2. Armadillo-200 シリーズ互換 GPIO ドライバー]
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-armadillo-200-series-gpio-driver
Howto : Armadillo-810/840で IEEE802.11ac USB無線LANアダプタ GW-450Sを動作させるを参考に、Armadillo-840のDebian環境(SDカード使用)でGW-450Sを使える環境を作成してみました。
Armadillo-400シリーズには、swmgrというスイッチを押した際に任意のコマンドを実行するツールが標準でインストールされていました。
[Armadillo-440 液晶モデル開発セット スタートアップガイド]
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-440_startup_guide_ja-1.1.9/ch09.html#sec-08-2
このswmgrをArmadillo-840でも使えるようにしてみます。
LANケーブル接続時にDHCPを使用して、IPアドレスを取得する方法として、 ifplugdを使用する方法があります。 以下、Armadilloでifplugdを使用する手順について説明いたします。
Armadillo-400シリーズのAtmark Distで標準でインストールされるbusyboxのバージョンは [ 1.00-rc3 ] です。 このbusyboxを [ 1.20.2 ] に上げてみた際の、作業メモです。
ソースコードをビルドする際に、特定のファイルが必要で、それをDebianパッケージからインストールしたい場合があると思います。そういった際に便利な方法です。
Armadillo-810/840でHALCONを利用したアプリを実行するとエラーが出力される場合があります。
2014年11月7日時点でHALCONエラーの要因が判明しているものについて記載します。
ライセンスファイル(/opt/halcon/license/license.dat)が存在しない場合に出力されます。
ライセンスファイル(/opt/halcon/license/license.dat)の内容がおかしい場合に出力されます。
Xサーバーに接続できない場合や、ウィンドウを開けない場合に出力されます。
久しぶりにArmadillo-420/440のブートローダー「hermit-at」をカスタマイズしたので記事にしてみました。
上記が必要な場面は、電源ON/OFF(リセット)以外の制御が行えない状況下で、マイクロSDに格納されているシステムイメージを更新するといった場面です。
システムリカバリにも利用可能です。
過去に、Armadillo-810での作業中に、やらかしてしまった失敗談を参考まで。
とある問題の切り分けのためにフラッシュ用のboot loaderを、Hermit-At Winを使って、何回か書き換えている最中に、 hermitが立ち上がらなくなる事象が発生。
USBシリアル変換チップのスライドで、保守モードにしようがOS自動起動モードにしようが、シリアルコンソールには何も表示されない。 ハード故障かと思ったが、LEDは点灯しているし、問題はなさそう。
Hermit-At Winから再度書き換えたいが、targetにつながらないといわれる。 ふと再度Hermit-At Winの画面を見ると、前回フラッシュに書き込んだファイルが、SDカード用のboot loaderでした。
復旧方法は以下の通り。
以上
Atmark Distで動かしていたQMLアプリケーションを、Debianへ移行した際のメモです。
Armadillo-840用のDebianユーザーランドにはQt5のパッケージがインストール済のため、 特にQt関係のパッケージ追加は必要なかった。
ただし日本語フォントが入っていなかったので、ひとまずtakaoフォントをインストールした。
#apt-get install ttf-takao-gothic
しかし以下のようにQMLを実行してみたが、タッチイベントに反応しない。
# QT_QPA_EGLFS_DISPLAY=1
# QT_QPA_EGLFS_WIDTH=800
# QT_QPA_EGLFS_HEIGHT=480
# qmlscene ./hoge.qml
調べた結果、pluginオプションでevdevtouchの指定が必要のようです。
# qmlscene ./hoge.qml -plugin evdevtouch:/dev/input/event0
以上
開発したアプリケーションや、設定ファイルなどを、Atmark Distで作ったユーザーランドに配置する方法について紹介します。
例として、 Howto : Armadillo-440でQt! 第3回 で作成されたMainWindowにラベルを貼りつけて3種類のフォントで「こんにちは」を表示する方法を示す。
1.Armadillo-440のROMのユーザーランド領域には、日本語Truetypeフォントを複数置けるサイズはないので、予め、Truetypeフォント書き込んだMicroSDをArmadillo-440に挿入して起動する。
(下記サンプルコードでは、TakaoGothic.ttf、TakaoMincho.ttf、sazanami-mincho.ttf をMicroSDに置いた場合である。これらのttfファイルは、ATDEの/usr/share/fonts/truetype/にある。)
2.Armadilloの/usr/local/Trolltech/Qt-4.8.3-qws-armel/lib/fonts のフォントファイルを削除する。(標準では、TakaoPGothic.ttfが存在。)
Armadilloのユーザーランドには、「Atmark Dist」と「Debian GNU/Linux」が使用できます。 それぞれに特徴があり、どういった場面でどちらを使えば良いかわからない場合もあるかと 思います。 今回は、簡単にですが「Atmark Dist」と「Debian GNU/Linux」の選び方について紹介します。
Howto : Armadillo-440でQt! 第2回に紹介されているQtに対応したATDE(atde4-qt-amd64)でビルドした場合、 フォントは、 atmark-dist/romfs/usr/local/Trolltech/Qt-4.8.3-qws-armel/lib/fonts の下に置かれる。 (デフォルトは、TakaoPGothic.ttf)
簡易的にフォントを変更する場合は、TakaoPGothic.ttfを削除して 別のフォント(例えばTakaoPMincho.ttfや、sazanami-gothic.ttf等)を置いてmake imageする。
補足)ATDEだと、/usr/share/fonts/truetype/内にフォントファイルがある。
例として、 Howto : Armadillo-440でQt! 第3回 で作成されたMainWindowにラベルを貼りつけて「こんにちは」を表示する方法を示す。
QtCreatorで、
1.「編集」を選択して、「mainwindow.cpp」をダブルクリックする。
->mainwindow.cppのソースの編集画面に変わる。
2.mainwindow.cppのインクルードファイルに
#include <QLabel>
#include <QTextCodec>
を追加。
MainWindow::MainWindowに下記のように
/***** Display Japanese: begin ****/
と /***** Display Japanese: end ****/
で囲んだ範囲を追加。
Howto : Debianのパッケージに含まれるコンパイル済みのバイナリをArmadilloで動作させる方法を参考に、Armadillo-400シリーズでPythonをインストールしたユーザーランドイメージを作成してみました。
インストールしたパッケージは以下の通りです。
Armadillo-840でQMLを使ってテキストを90度回転させるサンプルコードを書いてみました。
10秒かけて[Hello World]という文字が90度回転し、さらに10秒かけて元の表示位置に戻ります。
Armadillo上で、テキストファイルの改行コードがLFのものをLF+CRにする方法を試してみた。
例えば、改行コードがLFのテキストファイル"test0.txt"を、改行コードがLF+CRのテキストファイル"test1.txt"にするには 下記のようなコマンドになる。
[armadillo ~]# awk '{sub(/$/, "\r"); print}' test0.txt > test1.txt
trコマンドやsedコマンドでも可能かもしれないが、当方はうまい方法が見つからなかった。 nkfコマンドとiconvコマンドは標準イメージでは有効になっていなかった。
以前のブログでは USBでArmadillo-840とプリンタを接続しました。
https://users.atmark-techno.com/blog/750/969
今回試しているNP-2511はUSB以外にもRS232Cで接続することが可能で、ユーザーズガイドにもプリンタの
追加のための手順も記載されています。
今回はArmadillo-840とNP-2511をRS232Cで接続してみたいと思います。
DebianパッケージをAtmark Distにインストールする際に、依存関係を考慮する必要がある場合があります。 その際に、依存しているパッケージをインストールするのにさらに依存パッケージが存在していたりして、インストールするのに手間がかかります。 そのため、簡単にDebianパッケージの依存関係を再帰的に検索し、表示する方法を紹介します。
Armadillo-840のDebianイメージでは、そのままではAVコーデックミドルウェアが使えません。 今回はDebianでAVコーデックミドルウェアを使ったH.264/AACデコードを試してみます。
<***注意***>
本ブログの内容はArmadillo-840のフラッシュメモリに書き込まれているファームウェアが <squashfs-a800-firmware-v3.00.img>の場合でのみ動作します。
それ以外のファームウェアでは動作しませんのでご注意ください。
本文中に出てくる3つのファイルは、以下からダウンロードしてください。
acm_file.zip
Armadillo-440でlighttpd+php5-cgiの組み合わせで、phpinfoが見れるまでを確認した。
以下に手順を示す。
(ATDE上で、ビルド済みの環境(atmark-dist/romfs)が存在するものとする。)
1.php5-cgiのdebianパッケージを下記からダウンロードする
2.パッケージを展開する(以下、tempディレクトリに展開したものとする)
[atde ~]$ dpkg -x php5-cgi_5.2.6.dfsg.1-1+lenny16_armel.deb temp
3.上記2で展開してできたphp5-cgiをromfsに置く
Armadillo-400シリーズに標準でインストールされているlighttpdではSSI( Server Side Include )が有効になっていません。 今回は、Armadillo-400シリーズでSSIを有効にしてみたいと思います。
製品出荷時に、ArmadilloにLinuxカーネルイメージや、ユーザーランドイメージを書き込むことがあるかと思います。 Hermit-Atのtftpdlコマンド等でイメージを書き込んだ後に、正常にNORフラッシュに書き込まれたのかどうかを確認したい場合もあるかと思います。 ここでは、Hermit-Atのmd5sumコマンドを使用し、イメージが正常に書き込まれているかどうかを確認する方法を紹介します。
Armadilloを使用している際に、作業用PCとのファイルの送受信を行いたい場合があるかと思います。 Ethernet経由や、USBメモリ等のストレージ経由でファイルを送受信することもできますが、 ネットワークの設定が必要であったり、ストレージを用意したりと面倒なこともあるかと思います。 そこで、Armadilloを使用する際に使うシリアル通信ソフト(ここではTeraTermを使用)のZMODEMを使い、 シリアル経由でファイルを送受信する方法を紹介します。
WikiPediaのXlibの項目の例にあるプログラムをArmadillo-440開発セットで実行して、LCDに表示してみた。
1.ATDEで上記プログラムのファイル(下記例では、test_xlib.cとする)を作成し、下記のようにコンパイルする。
[atde ~]$ arm-linux-gnueabi-gcc test_xlib.c -o test_xlib -lX11
上記のようにコンパイルすると実行ファイル(本例では、test_xlib)ができる。
2.上記1の実行ファイルをArmadilloに転送する。
3.Armadillo上で実行ファイルに実行権限をつけて、実行する。
[armadillo ~]# chmod +x test_xlib
[armadillo ~]# DISPLAY=:0 ./test_xlib
補足)Armadillo-440の標準のイメージファイルを使う場合はfunctesterというXwindowシステムを使うアプリが自動起動しているので、
通常、Armadillo上でユーザを追加しても、電源をOFFにすると追加したユーザは消えてしまうので、 次の起動時に追加したユーザでログインできない。 電源をOFFにしても、次の起動時に追加したユーザでログインができるように、追加したユーザを保存する方法を試してみた。
Armadillo-840で日本プリメックス社のUSBプリンタ(NP-2511)を動かそうと思います。
http://www.primex.co.jp/NPIServlet?viewpage=2&nextpage=3&BLGCode=40&ModelCode=57
ただしドライバがUbunts向けのrpmパッケージ(およびソースパッケージ)になります。 よってまずは、Ubunts向けのドライバをDebianで動かせるようにビルドしてみます。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-840/armadillo-840_product_manual_ja-1.1.0/ch15.html
ATDE5をデフォルトのまま使用していると、共有フォルダが自動的にマウントされません。 これはATDE5がopen-vmを使用しているためです。open-vmの代わりにVMware Toolsを インストールすると、自動的に共有フォルダがATDE5にマウントされます。 ここではopen-vmの変わりにVMware Toolsを使用するための方法について紹介します。
Armadillo上でコンフィギュレーションを確認するには、下記のコマンドで可能。
zcat /proc/config.gz
Armadillo-400シリーズでDebianを使用する場合には、標準でDebian lennyのアーカイブを展開して使うことになります。 Debian lennyは2012年にリリースされており古いため、使用するパッケージのバージョンが古い場合があります。 そのため、ここではArmadillo-400でDebian squeezeを使用する方法を紹介します。
Armadillo-810カメラモデル開発セットで、カメラの画像をH.264エンコードして、MPEG2-TS形式のコンテナにしてみた。 gstreamerのmpegtsmuxというエレメントを使った。 コマンド例は下記の通り。 (画像データの保存先として、/mntにSDカード等、外部メモリマウントしているとする)
gst-launch-1.0 -e v4l2src device="/dev/video1" \
! video/x-raw,format=NV12,width=640,height=480,framerate=30/1 \
! acmh264enc ! queue \
! mpegtsmux ! filesink location=/mnt/out.ts
Armadillo-840のUSBホストにLightningケーブルでiPhone5/5Sを接続し、マウントをしてみた時の手順です。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-840/armadillo-840_product_manual_ja-1.1.0/ch15.html