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  • at_ito

    ATDEをVMware Player等(以降VMware)を使用していると、VMwareのウインドウにフォーカスが 移ってしまうとAlt+Tabでタスク切り替えをしようと思っても、ホストOSのタスクに切り替わらない。(ゲスト側でタスク切り替えすることになる) キーボードを使ってタスク切り替えをすることが多いので、これでは不便ということでVMwareのユニティモードを使い、ホストOSのウインドウとして、ATDEのアプリケーションを立ち上げる方法を紹介します。

  • at_ito

    Armadillo-810/840のfirmwareパーティションは、SquashFSファイルシステムで作成されています。 firmwareパーティションは、Armadillo特有のAVコーデックミドルウェアや、OpenGL ES2 ライブラリが含まれます。

    今回は、AVコーデックミドルウェアや、Qt(OpenGLが必要)等を使わない場合で、 firmwareパーティションを変更したい時に、SquashFSファイルシステムのイメージを作成する方法を紹介します。

    SquashFSファイルシステムのイメージを作るためには、mksquashfsコマンドを使用します。

    以下の様にコマンドを実行することで、SquashFSファイルシステムのイメージが作成されます。

    [atde ~]$ mksquashfs イメージ化したいディレクトリ イメージファイル名 -comp xz

    ※: 「イメージ化したいディレクトリ」、「イメージファイル名」は適宜変更してください。

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo-440液晶開発セットで、Qtを使ってLCDタッチパネルにタッチした位置を表示するサンプルプログラム。 Qtの開発環境については、下記URLを参考

    参考URL)

    • Howto : Armadillo-440でQt! 第2回
      • http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-2
    • Howto : Armadillo-440でQt! 第3回
      • http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-3

    以下、Howto : Armadillo-440でQt! 第3回を最後まで実行したQtCreatorのプロジェクトを使う。 mainwindow.hとmainwindow.cppを以下のように変更する。(追加箇所には、/ /でコメントしてある。) ビルドして実行すると、LCD拡張ボードのスイッチ(SW1、SW2、SW3)を押すと、LCDに対応するスイッチ名が表示される。

    1.カーネルの修正

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo-440液晶開発セットで、Qtを使ってLCDタッチパネルにタッチした位置を表示するサンプルプログラム。 Qtの開発環境については、下記URLを参考

    参考URL)

    • Howto : Armadillo-440でQt! 第2回
      • http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-2
    • Howto : Armadillo-440でQt! 第3回
      • http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-3

    以下、Howto : Armadillo-440でQt! 第3回を最後まで実行したQtCreatorのプロジェクトを使う。 mainwindow.hとmainwindow.cppを以下のように変更する。(追加箇所には、/ /でコメントしてある。) ビルドして実行すると、Mainwindow上にLCDにタッチした位置が"(258, 170)"のように表示される。

    mainwindow.h

  • at_kazutaka.bito

    カーネル起動時にUSBのプローブが有効になっていると、 認識された順番にデバイスファイルの末尾の番号がつく。

    例えば、Armadillo-IoT開発セットの場合、3Gモジュールには、ttyUSB[0-4]が割り当てられるが、 USBコネクタにUSB-シリアル変換ケーブルを挿入した状態で起動すると、  USB-シリアル変換ケーブル:ttyUSB0  3Gモジュール:ttyUSB[1-4] のように3Gモジュールのデバイスファイルの番号がずれる。 補足)本例では、カーネルコンフィギュレーションのUSBサポートの機能で、シリアル変換のサポートを有効にしているものとする。

    このような番号ずれを防ぐ方法としては、delayed_probeという方法がある。

    本例について、USBコネクタにさしたデバイスを、3Gモジュールより後で認識させる場合は、 make menuconfigでカーネルコンフィギュレーションを

  • at_takuya.sasaki

    ATDE3の VMware仮想イメージファイルは、Oracle社のVirtual BOXでも起動することが可能です。

    1. VirtualBoxのインストール

    インストール方法は省略いたします。このブログではバージョン 4.3.12 を使用しています。

    2. ATDE3イメージの展開

    任意のフォルダに弊社Webサイトで公開しているATDE3の仮想イメージファイルを展開してください。

    3. VirtualBoxを起動します

    4. [新規(N)]を押して、[名前](任意)を入力し、[タイプ][バージョン]を選択してください。

  • at_takuya.sasaki

    ATDE5の VMware仮想イメージファイルは、Oracle社のVirtual BOXでも起動することが可能です。

    1. VirtualBoxのインストール

    インストール方法は省略いたします。このブログではバージョン 4.3.12 を使用しています。

    2. ATDE5イメージの展開

    任意のフォルダに弊社Webサイトで公開しているATDE5の仮想イメージファイルを展開してください。 展開の方法は以下のHowToも参考にしてください。
    https://armadillo.atmark-techno.com/howto/tar_xz-extract

    3. VirtualBoxを起動します

  • at_ito

    プログラムを作成した際に、依存しているライブラリのライセンスを確認する必要があると思います。その際に、リンクしているライブラリのソースコードを取得する必要があるため、指定のバイナリが使用しているライブラリのDebianパッケージ名、Debianソースパッケージ名を調べるためのシェルスクリプトを作ってみました。

    以下のシェルスクリプトを作成し、ATDEで動かしてみてください。

  • at_nakai

    Armadillo-IoTで簡易的に任意のRubyライブラリを追加するには、 /usr/lib/ruby/vendor_ruby/ディレクトリにライブラリファイルを配置する ことで利用できるようになります。

    ここでは、WebSocketのシンプル実装である「websocket-client-simple」を 追加する例を記載してみます。 参照: https://rubygems.org/gems/websocket-client-simple

    尚、本項では簡易的な手順を示すため、ユーザーランドイメージを作成することはありません。

    ■ 「websocket-client-simple」をダウンロード

    Armadillo-IoTにログインして、下記のようにwgetコマンドなどでライブラリを配置します。

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-810の標準イメージではUVCガジェットが起動しているので、USBカメラのように使うことも可能です。 以下のマニュアルには、ATDE5上で guvcviewというツールを使ってArmadillo-810で撮影した画像を確認する方法が 記載されています。

    [ 6.2.1. UVCガジェット ]
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-810/armadillo-810_product_manual_ja-1.6.0/ch06.html#sct.usb_gadget-uvc

    ただしPCのスペックなどによりリソース不足でguvcviewが起動できないケースもあるかもしれません。 ATDE5上ではなく、以下のようなWindowsアプリケーションをインストールすることで、ATDE5を介さずに、直接Windows上でArmadillo-810の画像を確認することができますよ。

  • at_takuya.sasaki

    以下に公開しているHowToでは、OpenCVのサンプルコードをATDE5上でクロスビルドしています。 これだと、サンプルを直すたびに、Armadillo-810への転送が必要になるので面倒です。

    [ Howto : Armadillo-810でOpenCVを用いた画像処理 ]
    https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-810-opencv

    ここではArmadillo-810上にコンパイルに必要な環境と、OpenCVのライブラリをインストールして、 Armadillo-810上でビルドする方法をご紹介します。

  • at_ito

    DebianパッケージをAtmark Distで作ったユーザーランドに追加する際に、バイナリを実行しても必要なファイルが見つからずに正常に起動しないことがあるかと思います。その際に、何が必要なファイルかを調べる方法を紹介します。

    バイナリ実行時に必要なファイルは、open()システムコールで開かれます。そのため、バイナリ実行時にどのシステムコールが使用されたかを調べるstraceを使うことで、どのファイルをopen()しようとしたかを調べることができます。このstraceはLinuxのデバッグユーティリティであり、引数に渡されたバイナリが使用するシステムコールを見ることができます。

    Atmark Distのコンフィギュレーションで選択できるstraceでは、ビルド時にエラーが発生するため、Debian Packagesからstraceのバイナリを持ってくる必要があります。

    以下のページを参考に、straceをユーザーランドに追加してください。

  • at_ito

    Armadillo-810 製品マニュアルでは、/sys/class/video4linux/videoN/name(Nは数字が入ります)でどのデバイスファイルがどのカメラに対応するかを確認する方法が記載されています。この方法の場合、複数のカメラが接続されているとコマンドを複数回打つ必要があり面倒です。そのため、2014年11月の製品アップデートで追加されたv4l-utilsを使って、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べる方法を紹介します。

    例として、Armadillo-810 カメラモデル開発セット(標準イメージ)の場合で説明します。 起動時には、以下のように/dev/video0と/dev/video1が作成されています。

    [root@armadillo810-0 (ttySC2) ~]# ls -1 /dev/video*
    /dev/video0
    /dev/video1

    v4l-utilsに含まれるv4l2-ctlコマンドを、以下のように実行することで、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べることができます。

  • at_kazutaka.bito

    1.ATDEを起動して、MicroSDカードを接続してアンマウントする

    SDカードを接続すると自動的にマウントされる

    [atde ~]$ mount
    /dev/sdb1 on /media/略

    ので、下記コマンドでアンマウントする。

    [atde ~]$ sudo umount /dev/sdb1

    2.fdiskコマンドでMicroSDカードのパーティションを構成

  • at_kazutaka.bito

    準備)
    Armadilloで、転送したいファイルを /home/www-dataに置く。

    下記例において、

    • ArmadilloのIPアドレス:192.168.10.10
    • 転送したいファイル:log10.txt

    とする。

    方法1:htmlを使う

    <a href="http://192.168.10.10/log10.txt" download="log10.txt"> Armadillo log </a> </br>

    という内容のhtmlファイルを作る。

    htmlファイルをダブルクリックするとWebブラウザが開いて。 Armadillo log という文字が表示される。

    当方が使ったWebブラウザはFirefox。

    Armadillo logの文字を右クリックして、 名前を付けてリンク先を保存 すると、log10.txtがダウンロードされる。

  • at_kazutaka.bito

    Armadilloを標準イメージで起動すると、 /etc/network/interfaces の

     auto lo eth0
     iface eth0 inet dhcp

    に基づきDHCPでアドレスを取得するようにネットワーク設定される。

    上記の設定でArmadilloを起動後、固定IPアドレスに変更するには、下記のようにifconfigコマンドで設定できる。

    [armadillo ~]# ifconfig eth0 192.168.10.0 up

    ただし、長時間たつとIPアドレスが変更されることがある。

    これは、DHCPクライアントのプロセス

    • atmark-distを使用している場合、udhcpc
    • Debianを使用している場合、dhclient3

    が動作していることが要因のようなので、DHCPクライアントを止める。

    ・恒久的な方法:DHCPクライアント動作させない

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-840/810開発セットに付属しているUSBシリアル変換アダプタ(FTDI 社製FT232RL内臓)をPCに接続しても、 自動でドライバが認識しない場合は、以下のサイトからダウンロードしてください。

    http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
     「Currently Supported VCP Drivers」のx86(32bit) OR x64(64bit)

    お使いのPCに合わせたOS/アーキテクチャのものをダウンロードしてください。

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-400シリーズのドライバにはLEDクラスが用意されています。
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-led-class

    Armadillo-420/440に標準で用意されている red / yellow / green のLED以外に、 新しいLEDを追加する際の手順です。

    今回は、例としてCON9_28ピンをLEDクラスに割り当てます。 また諸事情により、kernel2.6.35に対する修正方法を記載していますが、2.6.26でも大きな違いはないと思います。

    まずは以下のソースを編集します。

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-400シリーズのSoCであるi.MX257には、CANコントローラは2つ(CAN1、CAN2)あります。 しかし、現在のカーネルソースでは、CON14のCAN2のみを有効にできるようになっています。

    CON11にマルチプレクサされているCAN1を有効化する手順を紹介します。

    (注意)
    こちらはハードウェアを接続しての検証はしておりません。またCAN2を有効化している環境を想定しています。CAN2を有効化するには以下を参照してください。
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-CAN

    環境: linux-2.6.26-at20

  • at_kazutaka.bito

    実行結果を標準出力とファイルの両方に出力する必要があった。
    (ファイルにログを残しつつも、コンソールでリアルタイムにログを確認したかった。)

    teeコマンドを使えばよかった。 例えば、psコマンドの出力を標準出力とtemp.txtに出力したい場合は、

    [armadillo ~]# ps | tee temp.txt

    例えば、makeのログを標準出力とtemp.txtに出力したい場合は、

    [armadillo ~/atmark-dist]# make 2>&1 | tee temp.txt

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo上で動作しているプロセスの物理メモリ使用量を調べてみます。

    Armadillo-440の標準イメージで自動起動されるfunctesterの場合、まずは

    [root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# ps | grep functester
      PID  Uid     VmSize Stat Command
     1358 root       6352 S   functester

    でPIDを確認します。

    /proc/[プロセスのID]/status

    をcatで確認します。 上記のfunctesterの場合は、プロセスIDは1358なので、

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo-400シリーズのUART2は、標準のカーネルコンフィギュレーションでは ハードフロー制御が有効になっており、make menuconfigからは設定変更できない。

    そこで、ハードフロー制御を無効にできるようにする。

    備考)以下の説明において、、ディレクトリ構成は、 Armadillo実践開発ガイド第1部7.2. Atmark Distを使ったルートファイルシステムの作成に基づいて環境構築しているものとする。

    1. Kconfigの編集

    atmark-dist/linux-2.6.x/arch/arm/mach-mx25のKconfig内で、Armadillo-410/420/440については、 デフォルトでUART2のハードフロー制御が有効になるように設定されているので、その設定を削除する。

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-400シリーズで使用可能であった、gpioctrlをArmadillo-840でも使用できるようにしてみたいと思います。 (注意) 実際にハードウェアを接続しての検証はしておりません。 あくまでソフトウェア的に移植をしたところまでですので、ご了承ください。

    [9.9.2. Armadillo-200 シリーズ互換 GPIO ドライバー]
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.9.1/ch09.html#sec-armadillo-200-series-gpio-driver

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-400シリーズには、swmgrというスイッチを押した際に任意のコマンドを実行するツールが標準でインストールされていました。

    [Armadillo-440 液晶モデル開発セット スタートアップガイド]
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-440_startup_guide_ja-1.1.9/ch09.html#sec-08-2

    このswmgrをArmadillo-840でも使えるようにしてみます。

  • at_nakai

    Armadillo-810/840でHALCONを利用したアプリを実行するとエラーが出力される場合があります。 2014年11月7日時点でHALCONエラーの要因が判明しているものについて記載します。

    HALCON error #2036: could not find license.dat in operator set_system

    ライセンスファイル(/opt/halcon/license/license.dat)が存在しない場合に出力されます。

    HALCON error #2076: Message checksum failure in operator set_system

    ライセンスファイル(/opt/halcon/license/license.dat)の内容がおかしい場合に出力されます。

    HALCON error #5101: Error while opening the window in operator open_window

    Xサーバーに接続できない場合や、ウィンドウを開けない場合に出力されます。

  • at_nakai

    久しぶりにArmadillo-420/440のブートローダー「hermit-at」をカスタマイズしたので記事にしてみました。

    【要件】

    ブートローダーがLinuxを起動する際に、USBデバイスが接続されていればフラッシュメモリに格納されているシステムイメージを利用して起動する
    上記が必要な場面は、電源ON/OFF(リセット)以外の制御が行えない状況下で、マイクロSDに格納されているシステムイメージを更新するといった場面です。 システムリカバリにも利用可能です。

    【カスタマイズ内容】

    • USBコントローラ(USBOH)へクロックを供給
    • USBデバイスの接続状態を検出する関数を実装
    • Linux起動時にUSBデバイスの接続状態によって起動処理を変更
    • USBデバイスが接続されていれば、setbootdevice / setenv / bootコマンドの引数を無視してフラッシュメモリから起動されるように修正

    【パッチ】

  • at_takuya.sasaki

    過去に、Armadillo-810での作業中に、やらかしてしまった失敗談を参考まで。

    とある問題の切り分けのためにフラッシュ用のboot loaderを、Hermit-At Winを使って、何回か書き換えている最中に、 hermitが立ち上がらなくなる事象が発生。

    USBシリアル変換チップのスライドで、保守モードにしようがOS自動起動モードにしようが、シリアルコンソールには何も表示されない。 ハード故障かと思ったが、LEDは点灯しているし、問題はなさそう。

    Hermit-At Winから再度書き換えたいが、targetにつながらないといわれる。 ふと再度Hermit-At Winの画面を見ると、前回フラッシュに書き込んだファイルが、SDカード用のboot loaderでした。

    復旧方法は以下の通り。

    1) Armadillo-810の拡張ボートBに、boot loader入りのSDカードを挿入
    2) JP3をショートさせて、SDカード内からhermitを起動
    3) 再度Hermit-At Winからフラッシュ用のboot loaderに書き換え

    以上

  • at_takuya.sasaki

    Atmark Distで動かしていたQMLアプリケーションを、Debianへ移行した際のメモです。

    Armadillo-840用のDebianユーザーランドにはQt5のパッケージがインストール済のため、 特にQt関係のパッケージ追加は必要なかった。

    ただし日本語フォントが入っていなかったので、ひとまずtakaoフォントをインストールした。

    #apt-get install ttf-takao-gothic

    しかし以下のようにQMLを実行してみたが、タッチイベントに反応しない。

    # QT_QPA_EGLFS_DISPLAY=1
    # QT_QPA_EGLFS_WIDTH=800
    # QT_QPA_EGLFS_HEIGHT=480
    # qmlscene ./hoge.qml

    調べた結果、pluginオプションでevdevtouchの指定が必要のようです。

  • at_kazutaka.bito

    例として、 Howto : Armadillo-440でQt! 第3回 で作成されたMainWindowにラベルを貼りつけて3種類のフォントで「こんにちは」を表示する方法を示す。

    1.Armadillo-440のROMのユーザーランド領域には、日本語Truetypeフォントを複数置けるサイズはないので、予め、Truetypeフォント書き込んだMicroSDをArmadillo-440に挿入して起動する。
    (下記サンプルコードでは、TakaoGothic.ttf、TakaoMincho.ttf、sazanami-mincho.ttf をMicroSDに置いた場合である。これらのttfファイルは、ATDEの/usr/share/fonts/truetype/にある。)

    2.Armadilloの/usr/local/Trolltech/Qt-4.8.3-qws-armel/lib/fonts のフォントファイルを削除する。(標準では、TakaoPGothic.ttfが存在。)

  • at_ito

    Armadilloのユーザーランドには、「Atmark Dist」と「Debian GNU/Linux」が使用できます。 それぞれに特徴があり、どういった場面でどちらを使えば良いかわからない場合もあるかと 思います。 今回は、簡単にですが「Atmark Dist」と「Debian GNU/Linux」の選び方について紹介します。

  • at_kazutaka.bito

    Howto : Armadillo-440でQt! 第2回に紹介されているQtに対応したATDE(atde4-qt-amd64)でビルドした場合、 フォントは、 atmark-dist/romfs/usr/local/Trolltech/Qt-4.8.3-qws-armel/lib/fonts の下に置かれる。 (デフォルトは、TakaoPGothic.ttf)

    簡易的にフォントを変更する場合は、TakaoPGothic.ttfを削除して 別のフォント(例えばTakaoPMincho.ttfや、sazanami-gothic.ttf等)を置いてmake imageする。

    補足)ATDEだと、/usr/share/fonts/truetype/内にフォントファイルがある。

  • at_kazutaka.bito

    例として、 Howto : Armadillo-440でQt! 第3回 で作成されたMainWindowにラベルを貼りつけて「こんにちは」を表示する方法を示す。

    QtCreatorで、
    1.「編集」を選択して、「mainwindow.cpp」をダブルクリックする。
    ->mainwindow.cppのソースの編集画面に変わる。

    2.mainwindow.cppのインクルードファイルに

    #include <QLabel>
    #include <QTextCodec>

    を追加。

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo上で、テキストファイルの改行コードがLFのものをLF+CRにする方法を試してみた。

    例えば、改行コードがLFのテキストファイル"test0.txt"を、改行コードがLF+CRのテキストファイル"test1.txt"にするには 下記のようなコマンドになる。

    [armadillo ~]# awk '{sub(/$/, "\r"); print}' test0.txt > test1.txt

    trコマンドやsedコマンドでも可能かもしれないが、当方はうまい方法が見つからなかった。 nkfコマンドとiconvコマンドは標準イメージでは有効になっていなかった。

  • at_takuya.sasaki

    以前のブログでは USBでArmadillo-840とプリンタを接続しました。
    https://users.atmark-techno.com/blog/750/969 今回試しているNP-2511はUSB以外にもRS232Cで接続することが可能で、ユーザーズガイドにもプリンタの 追加のための手順も記載されています。 今回はArmadillo-840とNP-2511をRS232Cで接続してみたいと思います。

  • at_ito

    DebianパッケージをAtmark Distにインストールする際に、依存関係を考慮する必要がある場合があります。 その際に、依存しているパッケージをインストールするのにさらに依存パッケージが存在していたりして、インストールするのに手間がかかります。 そのため、簡単にDebianパッケージの依存関係を再帰的に検索し、表示する方法を紹介します。

  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-840のDebianイメージでは、そのままではAVコーデックミドルウェアが使えません。 今回はDebianでAVコーデックミドルウェアを使ったH.264/AACデコードを試してみます。

    <***注意***>
    本ブログの内容はArmadillo-840のフラッシュメモリに書き込まれているファームウェアが <squashfs-a800-firmware-v3.00.img>の場合でのみ動作します。 それ以外のファームウェアでは動作しませんのでご注意ください。

    本文中に出てくる3つのファイルは、以下からダウンロードしてください。
    acm_file.zip

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo-440でlighttpd+php5-cgiの組み合わせで、phpinfoが見れるまでを確認した。

    以下に手順を示す。
    (ATDE上で、ビルド済みの環境(atmark-dist/romfs)が存在するものとする。)

    1.php5-cgiのdebianパッケージを下記からダウンロードする

    • http://archive.debian.org/debian-archive/debian/pool/main/p/php5/php5-cgi_5.2.6.dfsg.1-1+lenny16_armel.deb

    2.パッケージを展開する(以下、tempディレクトリに展開したものとする)

    [atde ~]$ dpkg -x php5-cgi_5.2.6.dfsg.1-1+lenny16_armel.deb temp

    3.上記2で展開してできたphp5-cgiをromfsに置く

  • at_ito

    製品出荷時に、ArmadilloにLinuxカーネルイメージや、ユーザーランドイメージを書き込むことがあるかと思います。 Hermit-Atのtftpdlコマンド等でイメージを書き込んだ後に、正常にNORフラッシュに書き込まれたのかどうかを確認したい場合もあるかと思います。 ここでは、Hermit-Atのmd5sumコマンドを使用し、イメージが正常に書き込まれているかどうかを確認する方法を紹介します。

  • at_ito

    Armadilloを使用している際に、作業用PCとのファイルの送受信を行いたい場合があるかと思います。 Ethernet経由や、USBメモリ等のストレージ経由でファイルを送受信することもできますが、 ネットワークの設定が必要であったり、ストレージを用意したりと面倒なこともあるかと思います。 そこで、Armadilloを使用する際に使うシリアル通信ソフト(ここではTeraTermを使用)のZMODEMを使い、 シリアル経由でファイルを送受信する方法を紹介します。

  • at_kazutaka.bito

    WikiPediaのXlibの項目の例にあるプログラムをArmadillo-440開発セットで実行して、LCDに表示してみた。

    1.ATDEで上記プログラムのファイル(下記例では、test_xlib.cとする)を作成し、下記のようにコンパイルする。
    [atde ~]$ arm-linux-gnueabi-gcc test_xlib.c -o test_xlib -lX11
    上記のようにコンパイルすると実行ファイル(本例では、test_xlib)ができる。
     
    2.上記1の実行ファイルをArmadilloに転送する。
     
    3.Armadillo上で実行ファイルに実行権限をつけて、実行する。
    [armadillo ~]# chmod +x test_xlib
    [armadillo ~]# DISPLAY=:0 ./test_xlib

    補足)Armadillo-440の標準のイメージファイルを使う場合はfunctesterというXwindowシステムを使うアプリが自動起動しているので、